櫛枝のバイタリティきらめき回。冒頭、打席に赴く櫛枝がまず左打席なのがもう強い。そんで後のシーンでは右投げじゃねぇか。松井秀喜、イチローと同じ理由ですか?あぁ時代が右投げ左打ちにスターがいましたもんねぇ?それでですか。でもそれで長打が打てるのは才能ですよ。竜児が櫛枝を好きな理由に気づくのに十分な理由がありすぎて、底抜けに突き抜けた明朗さは憧れで、憧れは恋になり得るのを固く感じました。予定調和さよなら。そりゃ一瞬でも多く見ていたいよな、櫛枝の一挙一動を。個人の好みとかそういう枠組みを大きく逸脱して人を惹きつける説得力がふんだんにあって、納得しながら見てしまった。そんで、チャリンコに苦戦する大河に出くわした北村の何かを悟った感じもなんやねん。大河あんなに頑張って気持ち伝えてたやんけ、先週。お前は友達で留めたのに加えて可能性を僅かに匂わせるようにも捉えさせて、俺にとって割と冷ややかに映ったけれども、今回もどこか含みを持たせてお前はなぜそんなことが言えるんだ。クソ繊細片想い2人が奮闘する感じに持っていかれて、あぁあぁもう頑張ってよ2人とも…になりました。んもう。そういえば人を好きな理由って、どこか後付けなのが多いのかもねと思いました。嘘だよ。いい加減なバイアスだよ、そんなものは。多分、少しの猶予も許さずに。